時代は見て愛する「お見愛」時代。お見合い塾塾生の成婚作文集
山田先生、担当さん、いつも大変お世話になっております。
直接セミナーにご報告にあがって以来、随分日が経ってしまいましたが、遅ればせながら
成婚のご報告をさせて頂きたいと思います。
私は昨年の11月の終わりにこちらの「お見合い塾」に塾生として登録させて頂きました。
それまでは某大手結婚相談所にも登録していたのですが、そのそもそものきっかけはもと
もと社会人になるまであまり女性に縁の無い生活をしていた私が、社会人2年目にして6つ
年下の女性から声を掛けられ、すぐに振られたのが直接の要因でした。
その時初めて「結婚」というものについて真剣に考え始めたと思います。
当時の職場は関東であり、登録してからはさまざまな方と会う機会がありました。
しかし、恥ずかしながら全くうまくいかず・・・。
その次の年には、名古屋へ転勤となりました。
それまでの私は、学生時代の荒れた生活を一遍に何もかも改めようという焦りから、かな
り自分を押し殺して働いておりましたので、当然婚活においても堅苦しくて怖い印象しか
相手に与えてなかったようです。
ですが名古屋に転勤になってから(飛ばされてから、という表現が正しいですね)自分を
押し殺して隠すのを少しづつ止めるようにしました。
すると不思議なものですが、意外なほど上手くすすむようになったのです。
合コンでも、婚活でも(パーティーは結局参加しませんでしたが)モテ始め、色々な方と
お付き合いするようになりました。
しかしながら今度は新しい悩みが生まれ始めました。「こんな調子で本当に私の求める
結婚相手が見つかるのだろうか。」という疑問が日に日に大きくなって来たのです。
合コン等はともかく、言うまでもないのですが結婚相談所は本来、結婚を前提として相手
を探す場所ではあります。にも関わらず私の会う方の多くは、というかほとんど全員は、
どう贔屓目に見ても結婚について真剣に考えているようには見えませんでした。
私からすれば信じられない事ですが、「親が登録したから何となく」という女性の多いこ
と多いこと・・・
これでは「恋人」には困らなくても「結婚相手」は見つからない!と私は大学時代の友人
と良く話をしていました。
彼も私とは違う大手結婚相談所に登録してその時点で半年ほど活動しており、同様の悩み
を持っていたようです。
その彼が、見つけて勧めてくれたのがこちらの「お見合い塾」でした。
さっそく先生のブログと本を読んでみました(ブログは当時で相当数があり、いくつか
飛ばし読みでしたが・・・すみません)。
第一印象は、「当たり前の事を当たり前だと言える、現代では珍しい信念の人だ。」と
いうことに尽きます。
今はユーザーの都合の良い耳に心地の良い内容ばかりを用意してお金を儲けている情報誌
や、雑誌や、結婚相談所が世の中に溢れ返っています。
そんな中で厳しくても正しい事を、赤裸々に主張している方がいるなんて・・・。
余談ですが、とある独身アラフォー向け雑誌で、「独身は正しい」というような内容を
記事にしている記者が「現実から目を背けたい女性が山ほど買っていく。
嘘が一番お金を生む時代だ。」とブログに載せていました。
脱線しましたが、とにかくお見合い塾を知ってから一週間以内に申し込みの手続きをしま
した。申込書を届けてもらい、写真を結婚式場に取りに行き、用紙を送り・・・三ヶ月に
一回は必ずガスと電気が止められる(料金の払い忘れです)、怠け者の私にしては驚くべ
き俊敏さです。そのくらい、本気でした。
さて前置きが非常に長くなってしまいましが、逆に入塾してからは本当にアッと言う間で、
ほとんど書く事が無いくらいです。
塾生のサイトに入れるようになったその晩にHPをチェックした所、既に2件のお申し込みが
有り、その一人が彼女でした。
もう一人の方は条件からあまりに外れていたので、申し訳無いですがお断りをしました。
最初の一人という事もあり、考えうる限り最速の日程調整を行い、(今考えると多少強引で
したね。)当日約束の場所へと向かいました。が、私は20分前には待ち合わせ場所に到着し
ていたのですが、時間になっても相手が来ません。
それっぽい方に何人か声を掛けたのですが「新手のナンパですか?」と不審な目で見られる
ばかり。さすがに30分ほど過ぎて痺れを切らし、担当さんに電話してみたところ「数分でも
遅れたらすぐに電話して来なさい!」と逆に怒られたのが印象的でした。
結果、彼女が約束の時間を1時間間違えて聞いていたのが原因だと分かったのですが、私とし
ては記念すべき一回目からこういったハプニングがあるのは、印象に残ってとても楽しかっ
たのを覚えています。
それから彼女と長い時間話をしました。
家族の事、仕事の事、これからどんな風に生きて行きたいか・・・。思えば最初の1時間くら
いで、私は決めていたように思います。
何がきっかけかは良く覚えていませんが、「ああ、自分はきっと、この人と結婚するんだな」
と強く確信したのだけはハッキリと記憶に残っているからです。
彼女と食事をして夜に分かれた直後、担当さんに「交際希望」のメールを送りました。
もちろん、彼女が如何に魅力的だったかを数文添えて。次の日に担当さんから、彼女からも
交際希望だった旨のメールを受けた時も、喜び半分、そうなる事が当然なような不思議な感覚
でした。そこからは話はすぐに決まって行きました。
私と彼女の間にあった問題は、大げさではなく、私自身のこれまでの価値観をほとんど全て
脱ぎ去る必要がある物でした。
きっとこれまでの自分が聞いたら腰を抜かしていたでしょう。ですが、私はまるで気にせず
その問題を解決しました。
いや、今でも捻じ伏せているという表現の方が的確でしょう。
不思議な物です。
今なお苦しい事や悩む事は尽きないのですが、こんなにも自分が広い視野で物事を捉えられる
ようになるとは思いませんでした。
何も気負う事無く、「今自分は幸せだ。」と言えます。
彼女は彼女で、それまで捕まっていた多くの呪縛から苦しみながらも抜け出し、私と幸せを
追いかける覚悟を決めてくれました。
私にはそれに応える義務があります。
そしてそれが私自身も幸せになる道だと信じています。
話がなんだか抽象的になってしまいました。
取りとめもないので、最後に一言。
自分の人生は自分自身のものであり、誰か他人に委ねる物ではありません。
だから「任せておけば何とかなる」なんて事はありません。
自分の幸せは自分で掴む。
これが、「生かされている」と「生きている」の決定的な違いだと思います。
しかしながら、幸せを掴んだからと言って、それが全て自分の力だと思うのは傲慢でしかあり
ません。その時に助けてくれて方々への恩を、決して忘れてはならないと思います。
私と彼女も決して忘れません。
私達は自分自身の力で幸せになり、これからも次の幸せに向かって歩いて行きます。
だからこそ、この「お見合い塾」と先生や担当の坂上さんへの感謝はいつまでも持ち続けて
いきます。
本当に有難う御座いました。
6月2日
独身から、「家族」生活に変わって3ヶ月の新居で。
ホンマうれしいわ。ここまで書いてくれて。
今は 普通の事ができないし、お金を支払っているからって
お見合いでも本人が遅れて怒ると「それを何とかするのが
あなた達の仕事でしょ?!」みたいなことを言われる。
ホンマ多いで〜(こんなん言われて結婚相手の世話でけへん
から話をして謝らなかったら辞めてもらうよ〜)
成婚料も 99580円・・何これ? って思ったら成婚料で
振り込み料を抜いていたり・・
祝い事に「引く」って縁起でもない!って思うわ。
それだけの人にならんといてほしいな。
彼らはお互いにええ面も悪い面も話し合うことで・・
話し合うんやから悪い面はどうしようか?ってお互いに
受け入れられる気持ちで考える事やわ。
今はお見合いしてもすぐに「合格」「不合格」をつけてしまうな
ちゃんと素直に話したら見えない思いやりとか見えてくる
かもしれへんのにね。。
ホンマ!おめでとうやで。