時代は見て愛する「お見愛」時代。お見合い塾塾生の成婚作文集
山田塾の存在を知ったのは、去年の朝日新聞夕刊の、山田さんの連載記事でした。
30代も半ばとなり、そろそろ身の振り方を決めなければ・・・
と考えていた時期だったので連載は毎週興味深く読んでいたのですが、
ある日(本当に唐突ですが)セミナーに参加しよう!
と思い立ち、すぐに申し込み手続きをし、参加したセミナーで入会を即決しました。
今さらですが、私にそんな行動力があったとは驚きです。
これも「縁」のひとつでしょうか。
今回結婚することとなった彼とお会いできたのも、本当に「縁」だと思っています。
お見合い塾で出会わなければ、すれ違うことさえなかっただろうというくらい違う環境で生きてきた
ふたりですが、なぜか考え方や感覚が合ったんです。
彼からすると「かなり固い」私と、私からすれば「慎重すぎる」彼ですが、結局それは
似たもの同士なのかと思います。
交際中もなかなか次のステップへと進めなかったのですが、交際3か月で彼からもらった
「これからもお付き合いをするために知っておいてほしいこと」を書いた手紙を読んで、
彼が慎重だった理由が少し分かった気がしました。
薄毛・・・私は手紙を読むまで気づきませんでした。
そして彼が悩んでいたことも。
私、薄毛は全く問題なかったんです。
元々「髪の毛がないならないで堂々としてたらええやん!」っていう考えでしたし、
仮に今髪の毛フサフサやったとしても、将来どうなるか分からないし、
髪の毛をウリにする職業の方でもないし・・・。
私にとっては本当に些細なこと、「あ〜そうなんや〜。」位のことでした。
他にも何点か、彼が手紙で打ち明けてくれたことがありましたが、
どれも私にとって些細なことでしかありませんでした。
逆に私にきちんと事実を打ち明けてくれた彼とこれからも一緒にいたい、という気持ちになりました。
彼のお手紙にO.K.の返事をしてからは話がとんとん拍子に進んで、プロポーズしていただくことが出来ました。
お見合い塾での活動で、「縁」は自分が動かなければやってこないことを実感しました。
また、お見合い塾の活動で一番難しかったのは「自分を知る」ことでした。
自分はどんな人間か。なぜ結婚したいのか。自分は結婚相手に何をしてあげられるか、
何をしてあげたいか。結婚相手に何を求めるのか・・・。
今まで、これほど自分のことを考えたことはありませんでした。
・・・って私固いですか?
でも、真面目に自分と向き合ったからこそ「縁」に出会えたと思っています。
私は活動中に肉親を亡くしたのですが、これからは新しい家族と生活していきます!
最後になりましたが担当していただいた鶴野さん、そして山田さん、
本当にありがとうございました。
彼女も勇気を出して彼の後に書いてくれてありがとう。
本当に薄毛なんかで 男の価値が決まる訳がないやんね。
薄毛の人も薄毛のせいで自分が認められないなんて思わんといてほしいわ。
女性はみんな自信のある人が好きになるんやね。
誠実な人がええんやね。
お互いに解り会えるってええよね。
なんでも気になったら言ったらええねんよ。
でも わがままと甘えは違う。
相手に心を開いて、穏やかに話あう事がええわ。
案外 自分が気にしていること・・相手は気にしてないと思うで。